毎日 何気なくテレビを見ていると 生命保険や医療保険のコマーシャルが沢山流れていますよね。
あれほど、沢山の生命保険や医療保険のコマーシャルを流すことができるなんて、よほど生命保険会社は儲かっているのよね・・なんて思いながら見ています。
私のようにひねくれた視点でテレビを見ていない人は「やっぱり、生命保険や医療保険に入っていないと不安よね・・やはり、なにか保険にはいったほうがよいよね・・」などと 保険に入ることを考えてしまうかも知れませんね。
そこでまずは医療保険とは 本当に必要なの??というところを考えたいと思います。
☆会社員で社会保険を会社がきちんとかけてくれている人や自営業者で国民健康保険の保険料を滞納なく、きちんと全額を納付している人☆
この方たちは 高額療養費制度という制度がありますので、多少の貯金があれば 入院費や手術費を貯金で払うことが出来ると思います。
◇高額療養費制度・・1ヶ月(1日から月末まで)に医療機関窓口で支払った医療費が自己負担限度額を超えた場合、超えた額が申請によって払い戻される制度
現役並み(年収約370万円~約770万円)・・80,100円+(総医療費-267,000円)x1% ⇒ 多数回 44,400円(2019年4月確認)
このような手厚い制度があります。(差額ベッド代は対象になりません)
私も県立病院で手術&入院したことがあり、この高額療養費制度のおかげで ずいぶんと助かりました。
私は突然の手術ではなく、手術日を決め、入院日を決めるという流れでしたので、事前に高額療養費制度を申請しました(県立病院のほうから、先に制度を申請してくださいと指示がありました)
1 高額療養費制度を申請
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2 入院&手術
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3 退院時に自己負担分と個室使用料金を現金で支払い
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4 生命保険会社に提出する診断書を担当医に書いてもらう
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5 担当医に書いてもらった診断書が我が家に郵送で送られてきて、やっと生命保険会社に保険金の申請手続き
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6 数日後に生命保険会社から保険金の振込み
実際に入院&手術をして 病院代を払ったのは 自分の貯金してあった現金からです。
県立病院のキャッシュコーナーにある銀行に口座をもっていなかったので、事前に銀行口座を開設し、必要なお金を入金しておきました。
病院で退院手続きをして請求書をもらい、病院のキャッシュコーナーで現金をおろし、支払い窓口で手術代&入院費を清算して無事に退院になりました~
仮に高額療養制度を前もって申請しなかった場合は、全額 請求された金額を支払い、後日 3ヶ月ぐらいしてからの返金になります。
私は他の病院で入院や手術をしたことはないので お金の支払いの流れは分かりませんが、一時的に自分の現金が必要になると思います。
医療保険金をもらってから 入院代の支払いが出来れば、負担はかるくなると思いますが、基本的に保険金の請求は退院してからだと思います。
入院費&手術代を支払うという観点からいきますと、
一番大切なことは 健康保険や国民健康保険料を滞納せずに、毎月きちんと納付すること。
(でも 収入が多少ある人は国保料がとても高額なので 払い続けるのが本当に大変なんですよね)
次は 多少の貯金をして いざという時に使える現金を用意しておくこと
(健康保険では高額医療費貸付金という制度もあります)
最後に余裕があれば医療保険をかけておくことでしょうか。